おじ様3人トルコの旅
文   写真 :梅澤 貞雄  S33 法学部卒 能学部所属

 イラクではアメリカのテロ対戦がいまなお続き、日本の為政者はその愚に賛同した。ベドラィン(遊牧民)は、40年後に復讐を果たしたとき「素早い仕事だったよ」という格言があるイスラムの国々である。
 さて、トルコは国土は、日本の2倍、人口は7000万人、GNPは50兆円、農業国であるが工業立国をめざし発展を目覚しくつづけています。
同輩3人で、
トルコ西部の移動距離2000km、
11日(6/27〜7/7)間の旅日記をつづります。
もともと、トルコはモンゴル高原より9世紀に中央アジアへ移動し、200年間十字軍と戦い、16世紀にオスマントルコ最盛期を経て、1923年政教分離の共和国を設立した。首都アンカラには、初代大統領アタチュルクの廟があり衛兵が厳重に守っていた。トルコのまさにシンボルである。
イスタンブールのドルマバチェ宮殿は、オスマントルコ代の教主の居城、栄華を極めた高さ36mの巨大なドームに感嘆、更に軍楽隊が奏でる勇壮なパレードに胸をあつくしました。
次に、17世紀建立のブルーモスク高さ43mの巨大ドームとその建築美にみとれ、礼拝堂一面に敷き詰められたトルコ絨毯の雰囲気に身の置きどころをなくしました。
また、トプカフ宮殿から眺めるボスボラス海峡の眺望はブラボウ!
いずれも、東西文化の交流、キリスト教文化の影響を受け各地に数多くの遺跡が残っています。

旅の楽しみはその地の食べ物である。ナスにひき肉や玉ねぎを詰めて焼いた「カルヌヤルック」は抜群、豊富な果物にパンに満足しました。ある宮殿の入り口でアイコンタクトするとスマイルがかえり、繭をつむぐ老女の笑みと仕事に取り組む姿が目に残る旅でした。
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