一球を大事に母校再建へ 12月9日付 神戸新聞より
関学大硬式野球部に、清水正輝監督が就任してから1ヶ月が過ぎた。社会人野球の大丸でも監督経験のある新指揮者は、チーム方針に「1球を大事にする野球」を掲げる。「投球1球や、野手が処理する1球で勝負が決まる。来春のリーグ戦で優勝できるチームをつくる」と。13年間優勝から遠ざかるチームの再建へ意気込んでいる。
清水監督は五色町(現洲本市)出身で、洲本実業高を経て関学大に進学。1966年には、エースとして81回1/3を投げて防御率0.56の成績を残し、秋季リーグ優勝に導いた。プロ野球の西鉄(現西武)からドラフト指名されたが大丸に進み、監督も5年間努めた後、日本高野連などの審判員を14年間務めた。―――中略――初めてのミーティングでは、「ボール1球1球を宝物のように扱おう」と強調。「ノックもいたずらに数多くするのではない」などを伝え、目標を「リーグ制覇」と明言した。
選手に自身の長所、短所を書いた調査表を提出させ、レベルアップを図る狙いだ。――中略――「目指すのは投手力を中心とした鉄壁の守り。勝つ意識を植え付けていく」と指揮官。『(春季リーグ優勝に)期待を持ってもらいたい』
と言い切った。
清水 正輝 氏 略歴
昭和20年2月21日 兵庫県津名郡五色町(現洲本市)に生まれる
昭和38年 県立洲本実業高校卒業
昭和42年 関西学院大学商学部卒業
昭和42年 椛蜉ロ(百貨店)入社 ノンプロ選手として活躍
昭和50年〜54年 大丸百貨店硬式野球部監督
平成17年〜 全国高等学校野球連盟選抜選考委員
平成18年11月 関西学院大学硬式野球部監督就任
がんばれ関学、がんばれ清水監督、!!!
4月に催した支部のゴルフコンペに参加された清水氏に、高槻支部の幹事役を依頼したが多忙を理由に断られたが、今考えてみれば監督就任という大きな仕事を控えていたからだといま気がついた。
関学の野球を再建させるために「手弁当」で、すべてをなげうって全精力を傾けておられる「清水監督」を支部挙げて応援しようではありませんか。そしてリーグの優勝戦にはバスを仕立てて応援に行きましょう。
新野球場の“誕生”
2006年5月に第3フィールドと呼ばれる新グランドが完成した。
全面人工芝のアメフット用のグランドと外野人工芝の野球場、その隣に馬術部の新馬場が誕生した。
12月18日、取材のため訪れた。素晴らしかった。きれいだった。我々には清水新監督誕生を祝う『清水グランド』に見えた。
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新アメリカンフットボール競技場
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第3フィールド 配置図 |