毎年リサイタルが開催されており、ここ5年は大阪肥後橋にある「イシハラホール」で催されています。250席定員のホールですが、毎年補助席が出て300名近くのお客様で超満員です(客入り写真)。 そこは辻さんの世界ですが、朗読作品の内容に応じて、ピアノ、フルート、ハープ、三味線、マリンバ、チェロ演奏があったり、お琴の現代風弾き語りなどがあり、昨年などは関学名誉教授の「阪神間モダニズムのお話」などがあり、決して飽きさせないぞという彼女のエンターテイナーとしての一面もしっかり見せています。
日ごろの彼女は、高槻市駅近くのマンションのサロンで朗読の指導や、サンケイリビングカルチャー倶楽部や、大阪シティアカデミーの朗読講師などをつとめ、そのほか、歌人の講演と朗読のコラボレーションなどに出演、多忙を極めておられるようです。「継続は力なり」が座右の銘だそうで、元気な限り、「声にまつわる表現」を続けたいということです。 |