タンザニア連合共和国
面積: 94万ku(日本の2.5倍)人口: 4622万人(2011年)
関空に参加者9人が午後9時に同行する(株)マイチケット会長山田和生氏(KG S.53年社会卒)が待つ所に集合してパスポートのチェックを受けて、いざ出発となり、機内に消えました。
タンザニア最大の都市で、その町の名前は「平和の港」を意味しているダルエスサラームのニエレレ空港に降り立ちました。長い航空機の旅、関空からドバイまで約10時間、ドバイからダルエスサラーム5時間半、乗り継ぎを入れて時差6時間遅れの21時間の旅で、やっと着いたのが午後2時30分、皆さんさすがに少し疲れていましたが、地図のように南緯五度の割に暑さはそれほどではありませんでした
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ニエレレ空港 |
タンザニア国旗 |
バスに乗車してホテルに向かいました。途中のハプニングは、バスが信号で止まったところで、ドルと現地通貨タンザニアシリングと両替したものですから、お金が社外から丸見えで、住民がバスに寄ってきて驚きでした。New
Africa Hotelに直行し、少し休憩を取って夕食でした。参加者は普通の旅行代理店の旅行ではなく、同窓会旅行でありますので、最初から山田さんも交えて和気藹々の食事となりました。水道水は雨水の溜置きで、シャワーもそれを涌かしたものでしたが、湯で無く水の部屋もあったようでした。これは旅行中他のホテルでもありました。これは運次第で、当たり外れが多くありました。飲料水は勿論ペットボトルの水で、旅行中、水道水は一切口にしませんでした。
朝皆さんが集合して旅行のオリエンティションが終わり、市内のカンガ街に出かけて、早速シャツ、ブラウスやパンタロンにするための生地を買い付けに行きました。めぼしい生地をそれぞれ手にして仕立屋さんに行きました。
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カンガ街 |
生地屋 |
近くの仕立屋さんにその生地をもって行き、見本の写真や絵を見せて、個々に採寸してもらう時間、わいわいがやがやと賑やかなことでしたが、終わったのはお昼になりました。帰る第八日目にどんな服が仕上がるのかわくわくしてバスに乗り込み、次の行き先の国立博物館に向かいました。
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採寸風景 |
その後、国立博物館に行き、類人猿から人間に進化する過程を学び、タンザニアの国を作ったニエレレ大統領の記念展示を見て、昼食としました。場所は21階で、ダルエスサラームに町が一望に出来るところでした。
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眺望 |
眺望 |
その後絵画の村ティンガティンガ村で、郷土絵画とも言うべき絵画の村を見学した後、海岸のスリップウェイで散策をして、ホテルに帰りました。
ホテルにトランクを預けて、2泊3日分の荷物をコンパクトにまとめて写真にあります2台のサファリカーに分乗して 途中バガモヨに立ち寄る予定で、ミクミ国立公園に向けて出かけました。
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サファリカー |
JATA Toursの幾山さんと遺跡のガイド |
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女子組 |
男子組 |
サファリカーに揺られて3時間で、バガモヨのカオレ遺跡に到着し、カイドの案内で、13世紀のイスラム教の遺跡やバオバウの木(アフリカとマダガスカルとオーストラリア生息の木で、年輪がありません(樹齢500年))を見て歩きました。
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遺跡とバオバブの木 |
地元料理の昼食の後、郷土音楽演奏 CHIBITEを楽しむため一路車を走らせました。バガモヨに到着しますと、村人が歓迎で出てきてくれて、タブさん(CHIBITE先代リーダー(タンザニア人間国宝)の長女)が会場に連れて行ってくれました。会場と言っても広場で人が座るための丸太があるだけのものでしたが、村人の歓迎の気持ちは伝わりました。
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会場造り風景と演奏開始 |
迫力ある多くの人の太鼓の連打と踊りには皆さんが圧倒されて聞き惚れていました。演奏終了前には、子供達も私たちを交えて、音楽に合わせて一緒に踊って楽しいひとときを過ごしました。
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熱心に踊りに見入る子供達 |
タブさんの踊り |
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私たちも参加した踊り |
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ホテルの横が海岸で、朝出て行くと漁民が魚を捕っている風景が見られました。
ミクミ国立公園を目指して一路中央アフリカのザンビアに向かう国際輸送路になっている道路を時速50キロメートルでひたすら走りました。タンザニアからザンビアまで約2000キロメートルの国際輸送路なのでトラックの交通量は多く、日本では考えられない追い越しを掛ける様子も見られました。所々に部落があり、店も並んでいました。途中でカッシュナッツとマンゴウの木を休憩かたがた立ち寄りました。また、村々ではイスラム教のラマダン明けで、人は多く出てきていました。
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ホテルを出発して6時間半、14時にやっと公園入口に着ききました。 |
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遅めの昼食を摂って、雨の中ではありましたが、期待のサファリドライブに出かけて、最初に見たものはキリンで、自然の動物たちに歓声(動物たちをびっくりさせないため小さい声で)が上がりました。 その動物たちを順番に載せていきますと。 |
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最後に間近にライオンを見て、閉園時間になりましたので、ホテルに帰りました。
ホテルは屋根だけがヤシに葉で葺かれたもので、壁はなく、テント生地で雨露をしのぐもので
写真の通りですが、私は30年前のボーイスカウトのキャンプ生活を思い出すものでした。
第六日目 6月25日(日)
次ページに続く
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