ウ・ボイの故郷を訪ねて〜 最終日

出 発〜3日目3日目 |4日目 |5日目 |6日目 |7日目 |8日目 |最終日  
 9日目 9月11日
雨 朝から土砂降り、今日はプリトゥヴィツエ湖群国立公園へ行く予定。
新月会は予定どうり演奏会のため直接ザグレブへ向かう。

我々 高槻組も当初は同一行動のつもりであったが昨日のバスの中で山崎エレナさんから提案があり上記国立公園へオプションツアーをすることになった。20名が参加したので大型バスがチャーター出来た。



プリトゥヴィツエ国立公園 世界遺産 カルスト高原を流れているプリトゥヴィツエ川が森の中を蛇行しながら流れ、カナラ川との合流点で落差78mのヴェリキ滝となり、二つの川が一つの湖は流れ込む。大小16の湖と92の滝がある。

「天気が良ければな〜」と何回言ったことだろう。雨のため水かさが増え、滝そのものは元気が良かったが湖岸の道は半ば洪水で、足元が危うかったので途中をカットした。それでも途中から遊覧船に乗ったりして楽しむことはできた。


美人ガイドさんにカッパをもらう

増水で足元が危うい


、       




約2時間の国立公園めぐりを終え再びバスでザグレブを目指す。途中の田舎町のレストランで昼食となったが言葉が通じないのでオーダーが通じず苦労した。メニューの中で何とか分かるのはスパゲッテイのみ、ほとんど全員がスパゲッテイミートソースを注文した。「なんでクロアチアでスパゲッティやねん」と思ったがこれが意外にうまかった。

ザグレブ空港には予定通り5時過ぎに到着し新月会組を待つことになった。
一方新月会の方予定通りザグレブでの行事をこなした。

以下、新月会指揮者の川村輝夫さんの文章をお借りします。

その頃、新月会はガンバッていました

9/11(木)クロアチア ザグレブ 小雨の中を衛兵たちの後から日の丸の小
旗をもって行進。





ズリンスキー像の前で、U BOJ!を歌う。
ビルの中のクロアタ社の店の前のステンドグラスのあるドームのところに移動し、U
BOJ、遥かな友に、Old Kwansei, 鳴りやまぬ拍手歓声に、リクエストにより、U BOJ!を再び
歌う。
http://youtu.be/gJyxA9szd8E 
  クリックしてください。ウ・ボイの合唱が聴けます。(2014年11月7日現在)

大勢のマスコミ、テレビカメラ3台、新聞記者、一般市民大混雑!
なんでも、この地では、小学校でU BOJ!を習うそうで、皆さん一緒に口ずさんではりました。
カタコトの日本語で、話しかけてくる人や、ザグレブのロゴの入ったアクセサリーや小瓶を頂きました。
また、来年はオペラを必ず見るように言われ、マコ(川村昌子さん)は、老婦人から晩御飯のご招待を申し出られて困惑しておりました。
こんなに大混雑になるとは、クロアタ社の人も全く予想していなかったそうで、ビックリ仰天であたふたと対応に追われておられました。またCDやDVDはどこで売っているのかという声も聞かれた。
U BOJ!アンコールの声は、一般の聴衆からの声でした。
私も、テレビがインタビューを迫ってきたのですが、ここは英語ペラペラの谷口さん
に振ってしまいました。谷口さんゴメンネ!
その後、ZLATKO PUNTHJAR(165年続く蒐集家でホテルやレストランの経営者)の
ホテル(博物館のごとくレンブラントの絵画や写真などがアンティークな内装の素敵
なホテル)で、「オペラの原譜を拝見し、螺旋階段に並んで、U BOJ!、歌う。



正装から着かえて、ワインセラーで剣で栓を切り開けるパーフォーマンスを見学(尾
田さんもこれにトライした)。シャンペンで乾杯。未開館の博物館でいろんなアンティークを見学後、レストランでズリンスキーが食べたというレシピで夕食を頂く。

反省点:UBOJ!は、テナーソロを入れた正式な歌詞で歌うべきです。いわば、ちゃんと発音できない外国人の発音ということになるからです。   以上 川村輝夫さんより

というような大歓迎を受け出演者も大感激のフィナレーでした。
またこの演奏会には駐クロアチアの日本大使もお見えになりましたことを付け加えておきます。
そして、空港では高槻組が待機中、少し退屈な時間になってきたころ、やっと新月会の歌手連が到着しました。航空券のチェックや荷物の入れ替えで少々焦りましたが、無事チェックイン。
20時35分ターキッシュ航空にてイスタンブール乗継、翌日の17時55分関空に到着しました。
ハンガリー・クロアチア 10日間の旅は無事終わりました。お疲れさまでした。 おわり

 
撮影:
文責:
石川 宏・古澤 敏・吉田 逸史
石川 宏
      
ホームへ      年間スケジュールへ   ウ・ボイトップへ