平成22年10月19日(火) 
     
〜KG三田キャンパスと丹波篠山歴史散策〜

高槻・島本支部恒例の女性幹事による「秋のバス旅行」も4回目となりました。

行く先は三田・篠山方面―――母校関西学院三田キャンパス見学して三田屋で昼食をいただき篠山市へ、篠山では篠山城跡大書院見学――「お菓子の里丹波」でお土産を買って帰るという欲張り日帰りバス旅行です。
 

◎10月19日(火)晴天、参加者38名  JR高槻駅前9時出発

支部長、事務局長のご挨拶のあと、マイクを回して皆さんから自己紹介を兼ね近況報告がありました。
途中宝塚を過ぎるころから道路工事中とかで渋滞が始まりました。
さっそく高槻支部恒例の宴会を開きたいという声もありましたがキャンパス訪問を控えていますのでしばしの我慢をお願いしました。

車内でバス会社の鞄本キャリートラベルさんからホカホカの「繁昌まんじゅう」とホットコーヒーのサービスを受け和やかなムードに。

◎10時45分予定を大幅に遅れ三田キャンパス到着

職員の方にご案内していただきました。

同窓生には馴染みのあるスパニッシュ・ミッション・スタイル建築様式ですが、突然外国に迷い込んだような錯覚をする素敵なキャンパスです。
2つの学部で約4,200名の学生が大学生活をエンジョイしているとのことです。


KG三田キャンパス




◎12時過ぎ三田屋本店「やすらぎの郷」到着

お待たせいたしました。
やっとビールが飲めましたね。
バックにピアノとフルートの演奏、
立派な能舞台を眺めながら4〜6人
のテーブルに分かれて歓談しながら
ステーキランチをいただきました。
美味しかったです。
◎1時半三田屋を出発して篠山へ

篠山城址ではボランティアの観光ガイドさんの楽しく詳しい説明を受けました。
平成14年に総工費10数億円をかけて完成した建物は二条城に匹敵するものとか。時代劇のロケにも使用されているようです。


篠山城址


ごゆっくりおくつろぎでした。

篠山城の歴史:篠山城は、関が原の合戦に勝利した徳川家康が慶長4年(1609)豊臣側の居城である大坂城の包囲と、豊臣家ゆかりの西日本の諸大名を抑える拠点とするために篠山盆地に築いた城です。

工事は西日本の15カ国20諸侯の大名に命じ『天下普請』でおこなわれ人夫延べ8万人を動員し突貫工事によりわずか1年足らずで完成しました。
但し、天守閣は家康の命令で築かれていません。

初代城主は家康の実子松平家重が入り、松平氏三家八代と青山氏六代といずれも徳川譜代の有力大名に引継がれ、260年余の幕藩体制のもと、篠山藩五万石の政治・経済・文化の拠点としてその役割を果たしてきました。      

        〜〜篠山市観光課資料より〜〜




篠山城跡「大書院」中庭にて


大書院を見学した後どういうわけか、ガイドさんに案内されて更に見学をしたグループと来た道を戻ったグループの二手に別れてしましました。

バスのガイドさん(男子)は、迷子になったグループを探してお堀端をランニング。学生時代のマラソンの授業がこんなとこで役に立ったと…。

タイの若く可愛いお嬢さん観光客に声かけてミニ国際交流!?しました(笑)

お城の周りには武家屋敷が残っていて今も住んでおられる家もあるようです。
丹波の山並を背景に茅葺の屋根の家々は江戸時代にタイムスリップしたよう。静かで懐かしい感じがします


◎「お菓子の郷丹波」

たくさんのお土産を買いました。




裏の庭園は池を真ん中に、「甘味処」、「ティールーム」、「レストラン」などが点在し、お花の咲くきれいなお庭でした。

帰りは中国道の渋滞を避けて一般国道を川西、池田経由で高槻へ帰ってきました。

篠山は歴史情緒にあふれ、農産物も豊かで、人々が文化遺産を大事に守って暮らしているよいところでした。
高槻から近いですので又ご家族や友人とお出かけください。これからの季節、牡丹鍋などいかがでしょう。
往路の渋滞で急ぎ足で廻ったところもありましたが、皆さまのおかげで楽しく過ごすことができ、幹事としては感謝しています。        
文  青合 和代(S49 文卒)

  
あとがき

バス旅行準備編

 6月12日の高槻支部総会後の懇親会会場で旅行グループ責任者梅澤さんに背中を押され、バス旅行の私達の計画がスタートしました。大助かりだったのは旅行グループの廣原さんが作成してくださっていた候補地のリストがあったことです。

青合さんと私の息もピッタリ合って関学三田キャンパスに決定。

バス会社の日本キャリー観光鰍ウんに相談すると丁寧に相談に応じてくださって詳しい行程と見積もりをすぐ送ってくださいました。

旅行案内を支部のホームページに載せていただいて参加者募集が始まったとたん、メールアドレスのトラブルが発覚してちょっと青くなりましたが伊木さんのおかげですぐ解決。あとは申し込みがあった方の間違いがないよう梅澤さん青合さん、私との間で毎日のようにメールのやりとり。でも当日の朝まで心配で38名の皆さんが集合時間にちゃんと集まってくださってほっといたしました。

2ヶ月の間パソコンと首っ引きで雑用もありましたがなんとか皆さんに喜んでいただけたようで肩の荷が下りました。終わり良ければ全て良し!

貴重な体験をさせていただきました。いろんな方にお世話になりました。参加してくださった皆様にも心からお礼申し上げたいと思います。本当に有難うございました。
水島 敏恵(S47 文卒)



今回の幹事さん
文   青合 和代
水島 敏恵
写真   石川 宏 
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