関西学院グリークラブの皆さん
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第1部では出演者の学生が曲目を解説するという“バーバー風”という演出となった。 |
最初は校歌「Old Kwansei」から、これはどこへ行っても、いつでも同じ関学スタイル。
今回は例年より2週間ほど開催が遅くなり、クリスマスに近くになったのでX‘masスタイルとなる。
それでは順にプログラムを紹介いたします。 |
第1部 関西学院グリークラブコレクション 指揮: 隈 寛昭
1、 Sound Celebration
2、 Swing Dowun Chariot
3、 野ばらの花
4、 この道
5、 Song of the Soldier
6、 The Lord is my Shephard
7、 雨後
8、 涙そうそう
9、 Soon Ah Will Be Done
休憩 15分間
第2部 「Sea Chanty」 指揮:小野 夏輝
1、 Sailing,Sailing
2、 Hawl Away,Joe
3、 What Shall We Do With Drunken Sailor
4、 Blow the Men Down
5、 High Barbary
第3部 「クリスマスキャロル」 指揮:隈 寛昭
1、Joy to the World
2、O Holy Night
3、雪はつもり
4、Jingle Bells
5, Caroling Caroling |
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高槻支部 前内支部長 |
司会の 藤島たかね アナウンサー
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会場を埋めてくださったお客様
ありがたいことです |
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今年から花束のプレゼンターは 女性会員になりました |
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休憩をはさんでの90分は少し短いかなと思うほどで
、あっという間にアンコール曲“U Boy(ウボイ)”がはじまっていた。
この“U Boy”は関学グリーにとって意味の深い曲である。
大正の時代(1919)にさかのぼるが、
下関沖で遭難したチェコの兵士と関学グリー部員の友情あふれる物語がある。
詳しくは関学グリークラブのホームページの“U Boy”story をご覧ください。
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ロビーでの ストーミング
さて、終わってからグリー部員は大変、
打ち合わせどおり部員は部隊のソデを通り全速力で走ってロビーに集合、
まずは校歌「空の翼」を唄い出口に向かっている聴衆の足を止める。
歌は約く20分間、短い曲だが7曲披露した。
途中で後ろの人が“OLD KWANSEI”とリクエストなどがはいり、
まるでロビーでの小演奏会となった。
これをストーミングというそうだが、
また舞台と違った密着感があり、たいへん好感が持てるものである。
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ロービーでのストーミングは今日来ていただいたお礼とお見送り、
そしてまた来年この時期この場所へ来て頂くというお約束なのだ。
かくして関西学院グリークラブコンサート イン 高槻 は終わった。
2010年はまたこの「中ホール」で12月11日(土)同時刻に開かれる。乞うご期待。
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コンサート後記
学生グリーの興味ある点の一つは顔ぶれが毎年変わることである。コンサートが終わった後の打ち上げミーティングでは3年生と4年生の部長と指揮者、マネージャーが集まった。いつものことながら来年への引継ぎ式になるのだが、今回はそれぞれがひとことずつ挨拶をしてもらった。
その中で来年の指揮者小野夏樹君の挨拶が面白かった。「実は第2部は私が指揮をいたしました。いかがでしたでしょうか?お客様を背中にいただいて指揮をするのは初めての経験でした。昨夜はよく眠れたが朝5時に眼を覚ましてしまいました。舞台ではものすごい緊張感が襲ってきました。でも自分ではしっかり指揮が出来たと思います。」といっていました。今回の正指揮者の隈君もそうだったらしい。奇しくもこの演奏会はそのような機会を与えていたのか、知らなかたなぁ〜、でもなんだか主催者の一人としてはちょっとした良いことをしたような気持ちになったのは事実です。
また皆さん男声合唱団の中に女性部員がいるのをご存知ですか?実は今回女性マネジャーが5名来てくれていました。声を上げてCDの販売をしてくれていたのを覚えておられませんか。演奏会には必ず帯同するそうです。ホームページは彼女らの担当のようだし、役割は分かれているようです。
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女子マネジャー |
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現部長・次期部長・次々期部長
現指揮者・副指揮者など |
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前回の第18回コンサートは支部創立20周年の記念演奏会だったので
「大ホール」を使用し1000名収容としたが、
今回は元に戻って「中ホール」となり600名収容である。
「昨年1000名を満員にしたので今回の600人は心配いらんわい」と
みんなが思っていると大変なことになりかねないと「老婆心」が沸いてきて
コンサート一週間前の12月12日に幹事の方に集まってもらって
「票読み」ミーティングを開催した。
その結果入場券の発行状況、売れ行きなどから判断して
10%UPの660人が来場予想と読めたので、まず一安心というよりも、
あまりオーバーすると問題が生じかねないので、あわてて市関係3つの発売窓口をストップした。
この結果定員600名に対し585名(入場券回収実績)プラス幹事が52名=637名
という奇跡的な近似値が生まれた。
自由席とはいえお客様を立たすわけにはいかず、
また消防法でも避難に必要な通路スペースを空けておかねばならず
これ以上のお客さんが入ると幹事は自主的にロビーのテレビで鑑賞ということになったわけである。
来年「第19回関西学院コンサート(高槻)」は12月11日土曜日です。
また皆さんどうぞお越しください。お待ちしています。
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文 石川 宏
写真 廣原 祥隆 藤井 昭治 |