平成21年10月16日(金) 
     
〜近江八幡の町並み散策と水郷めくりの旅〜

女性幹事企画の秋のバス旅行も今年で3回目を迎えました。
今年はヴォーリズ展が開催されている近江八幡に行きました。
古の面影が残る町並みを散策、琵琶湖を望む素敵なレストランで昼食、
手漕ぎの船で水郷めぐり、コスモスが見ごろを迎えるブルーメの丘を散歩するという
「お楽しみ盛りだくさんの旅」です。

定員40名のところ締切2週間前ですでに46名の申し込みとなり、
さらに何かの手違いでさらに出発間際に2名追加で
総勢48名という大人数でのバス旅行となりました。

前日までの2週間ほどは天候に恵まれず、「当日、せめて雨だけは降らないで!」と
祈るような気持ちで迎えた10月16日、嘘のような秋晴れとなり日頃の精進の賜物?と
大喜びで集合場所に駆けつけました。
かなり早めに到着したのに、多くの方々が来られていたのには驚きで、出発予定の少し前には
近江八幡に向けて出発しました。
高槻支部恒例の宴会をする間も無く、予定どおり10時半には近江八幡に到着しました。


近江八幡町並み散策

ボランティアガイド2名による「新町通り」から「八幡掘り」までの町並み散策です。

近江の豪商「伴家」と「西川家」を見学して、
建築家であり近江兄弟社の設立者でもあるヴォーリズについていろいろ教えていただきました。
母校関西学院の時計台(文化財に指定)もヴォーリズの設計ですが、近江八幡は言うに及ばず
全国各地に文化財に指定されるような素晴らしい建築物が今なお残されています。


100年前の町並みが残る「新町通り」
 
     

伴家

 

西川家
いずれも往時の隆盛をしのばせる風格のある建物です。
質素倹約、質実剛健を旨として商いの道を開き各地で活躍した近江商人ですが、
己の利だけを追求するのではなく人々から必要とされる商いを心がけ、
地域の貢献も忘れずに行ったとの説明を聞き感銘をうけました。

【西川家の家訓】
先 義 後 利 栄
好 富 施 其 徳

これがそれをよく物語っています。

古にタイムスリップしたような風情の八幡堀です。
時代劇の舞台としても有名で、絵を描く人も多く訪れる静かに時が流れる場所です。


         

八幡掘りで最初の集合写真

1時間半の町並み散策を過ごし早めに切り上げて、
クラブハリエのバームクーヘンを買いに大急ぎ!!
「早く行かないと売り切れる〜!」
でも、平日の午前中だったのでいつもの行列はなく、
皆それぞれにお土産を手に入れることができてご満悦のご様子でした。
電話で自宅に、「バームクーヘン買えたで!」と報告しているやさしいパパ?夫?もおられましたよ。
男性ガイドさんのグループは集合時間をかなり過ぎても集合場所に帰ってきません・・・
添乗員さんがやきもきしてクラブハリエに呼びに行かれました。
「ガイドさんも関学の同窓生で、話好きでいろいろなことを説明してもらってよかった。」そうです。
女性ガイド組は「それだったらもっと私たちも、もっとゆっくり説明聞きたかったのに・・・」
あっという間の町並み散策でした。


◎琵琶湖を望むレストランで昼食タイム


レストラン ル・ポワン・ドゥ・ヴュ





琵琶湖を望む高台にある素敵なレストランで昼食をいただきました。
シェフのお任せコース料理で、オードブルからデザートにコーヒーまで美味しい料理にみんな大満足!
値段を聞いてびっくり!2,500円でした。
近江牛にすると4,500円で、幹事としては最後まで悩んだのですが、黒毛和牛にしてよかった。
選択が正しかったと一安心です。!


次は、皆さん待望の手漕ぎ船による水郷めくりです。

◎手漕ぎ船による水郷めくり

   
秋晴れの穏やかな日差の中、葦の茂みをぬって船はゆっくりと進みます。
同乗している8人の会話も和やかに弾みました。
女性だけのグループは、仰向けに寝転んで空を見ながらおしゃべりに花を咲かせたそうです。

次は、最後の目的地
◎ブルーメの丘

40〜50分かけて、移動。
時間が30分ほど予定より遅れているにもかかわらず、
お酒がなくなって酒屋さん探しです。
高槻支部の幹事はお酒の準備ができないと務まらないそうで、
巨大なバスを店先に止めて、お酒を買いに行くという傍から見たら考えられない行動を
ものともせず大量のビールを(日本酒も?)仕込みました。


ブルーメの丘の入り口で、3度目の集合写真
総勢48名
みんな楽しそうですね。
 
   
   

満開のコスモスを期待していたのですが、少し時期が遅かったようで残念でした。でも、
広大な敷地に木々の緑と手入れの行き届いた色とりどりの花々が美しく、
小さな子ども連れでゆっくりと一日過ごすにもとてもいい場所でした。
   


「秋の日は釣瓶落とし」というように、空が急に薄暗くなり始めたので、滞在時間を少し繰り上げて
高槻に向けて帰路に着きました。

大した渋滞には巻き込まれなかったものの、それでも帰りは行きに比べてかなり時間がかかりました。
おかげで高槻支部恒例のバスの中での大宴会も楽しんでいただけたようです。
高速だと早く着きすぎるから湖岸道路をゆっくり帰って宴会タイムを確保しなくては?
との心配も杞憂に終わりました。
ただし、予定の定員をオーバーしていて補助席を使用していたため、
M氏は宴会席から前に移動できず、これまた恒例の氏の小話は聞くことができなくて、
それだけは残念でした。

100年も前の町並みの風情が残る近江八幡の町、素敵なレストランでのおいしい食事、
ゆったりとした時間の流れを楽しめた水郷めぐり、外国の田園風景のような花々の美しいブルーメの丘
本当に楽しいバス旅行でした。
どの集合写真もみんな楽しそうな笑顔で、関西学院同窓生とその家族、歳の差も忘れて和気あいあいと
仲良く秋の一日を過ごす事ができました。

今回参加されなかった皆様、来年はご一緒いたしましょう。
早めに申し込んでくださいね。
  
             旅行企画:岩井一美  文:伊木幸子  写真:石川宏 阪口茂一
 
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