平成19年11月22日(木) 
     
湖北に紅葉を求めて〜  奥琵琶湖と鶏足寺

 11月22日 男女半々の36名を乗せたシャンデリアつきのデラックスバスは高槻松坂屋西側からスタートしました。
 天候はこちらでは曇り時々晴れでしたが目的地付近は雨の予報でした。しかし午後からは回復するようでした。
 バスは名神高速から湖西道路を通りR367へ、この道は通称「鯖街道」といわれる山間の道で自然の紅葉が見られます。紅葉を眺めながら、バスの中ではすでに高槻支部恒例?の宴会が始まっています。

最初の紅葉の名所は朽木の街の入り口にありました。

◎ 高厳山興聖寺――こうげんざん・こうしょうじ
 朽木にある鎌倉時代(1237年)に開かれた漕洞宗のお寺。雨の中拝観しました。

     
椿亭と紅葉
 

本尊釈迦如来坐像(国・重要文化財)
 
ご本尊を手で触れることができるほど近くで拝観することができきました。
案内役のこのお寺の和尚さんの話の中には将軍足利義春や細川忠興、千利休などが出てきます。
なかなか由緒ある「朽木の名刹」のようでです。
 
関西花の寺「第14番」老椿椿が有名。
椿の咲く頃に『またどうぞ』とのことででした。

雨は少し小降りになってきました。次は
◎マキノのメタセコイヤ並木とピックランド

メタセコイヤの並木(資料より)
   
ピックランドの駐車場で

雨は降ったりやんだり。
お陰で、こんなにきれいな虹を見ることができて
一同大感激!。
でも、こんな平らな虹を見たのは初めて。
晴れていればこのような並木
冬には雪化粧をして「冬ソナ」の世界に!

ピッグランドでは新鮮な農産物などを買って小休止。

次は 
◎待望の昼食は『奥琵琶湖マキノプリンスホテル』
天気がよければ 眺望の良い「レストラン 竹生」 


マキノプリンスホテル(イメージ)
   
竹生弁当(¥3150)をいただきました。
お天気がよければ、琵琶湖を目の当たりに眺めながら食事ができたのにと、ちょっと残念でした。

レストラン  竹生(イメージ)

さぁーて 次はこのバス旅行のメイン
◎己高山 鶏足寺−−ここうざん・けいそくじ (旧飯福寺)

 この頃になると天気予報どおり晴れ間も見えてきました。

この鶏足寺は「変わったお寺」という感じが第一印象です。
運転手もバスガイドも行ったことがない寺。
案内版がなくガイドが困って近所の農家で道順を聞く、その間我々はうろうろするばかり。
駐車場はバス3台で満員です。
一番不思議に思ったことはお土産を売る店が1軒もないこと。
京阪神から2時間足らずで来られる観光地で何の店もないというのは変わっています。
でも、道沿いには澄んだ水の流れる水路があり、水車でお芋を洗っているという素朴で懐かしい感じの田舎の風景を楽しみながら鶏足寺に向かいました。

 

お寺はバスを降りてから15分。近く農道や茶畑の中を歩いてやっと200本近くのもみじの古木がある「寺跡」に着いた。
紅葉は7部ぐらいか?日の光が入るとさぞかしきれいだろうなと感じさせる紅葉の名所でした。。
アマチュアカメラマンも多く来てて、これが「紅葉を求めて」という言葉通りの光景かなとも思いました。

   
  

   
ぬかるみの道をズボンに泥撥ねをあげながら歩き、最後の難関の急な石段をのぼってやっとたどり着いたときのみんなの笑顔は格別。
でも、全員集合というわけにはいかなかったのが、ちょっと残念でした。

次は 最後の紅葉の寺
◎近江孤蓬庵――おうみこほうあん
小堀遠州の菩提寺、昔この辺一帯は小堀家の領地だったそうです。
小堀遠州による江戸当初の石組みが残る庭園は滋賀県史跡名勝に指定されています。


山門

本堂の南西側には、五老峰、海、船石を配した枯山水があり、訪れたときは最高のタイミングで夕日が差し込み、趣深い風情にしばし時を忘れて見入っていました。

紅葉が夕日に映える枯山水
 北東面には、琵琶湖を形どった庭園(池泉回遊式庭園)。水は自然に湧き出してくるそうです。

錦渓池

錦渓池



近江弧蓬庵 にて  総勢 36名
時計は3時を過ぎていたが、ようやくお天気になり全員で記念写真を撮りました。

4時過ぎ定刻の出発で6時には高槻着と読んだが、そうはいかず名神高速の事故渋滞に巻き込まれ高槻着は9時前になっていました。お疲れさまでした。
でも、素敵な紅葉や庭園を見て楽しいバス旅行でした。集合写真の全員の笑顔がその楽しさを物語っています。

今回は高槻支部に初めての女性幹事が誕生し、その第一回の企画『女性幹事による秋の日帰り旅行』でした。
企画立案から人集め、おやつの買い物まで、ご苦労様でした。
参加者を代表してお礼を申します。 同窓会事務局 

        文  事務局 石川 宏   写真 森本、藤井、石川
 
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